家の中身はどうなってるの?
しっかりした工法と構造で永く快適に住んでいただく家をご提案いたします。
まず大前提に地盤改良、基礎、躯体の構造・耐力に関して第三者保証機関の厳しい検査が法律で義務付けられています。加えて法基準よりもさらにハイグレードな性能をプラスし、さらに意匠性にもこだわる、それがアトリエクオーレの家づくりです。その詳細をご紹介します。
POINT1
木造在来工法と2×4工法の良い所どりのハイブリット工法。
CONSTRUCTION METHOD
日本古来の技法である木造軸組工法をベースに、海外で主流の2×4工法のように壁に剛性を持たせる工法のメリットデメリットを補い合うハイブリット工法を採用しています。
間取りの自由さはそのままに耐震性などうを高めた構造となっています。
- 塗り壁仕上げ材(樹脂塗料)
- 下地モルタル
- フロートラス
- 防水通気シート
- 構造用合板
- 吹付フォーム断熱
- 防湿フィルム
- 石膏ボード
- 内装仕上げ材
- 柱
POINT2
継ぎ目なしのクオーレの塗り壁。長く快適に暮らすために。
SEAMLESS WALL
アトリエクオーレの外壁はサイディング(一般的な窯業系サイディング)を一切使用せず、全棟職人による手塗りで仕上げます。継ぎ目のない美しい壁を作るために右図のような内部構造でしっかり通気と防水処理を施しています。何層にもなっており優れた防水・断熱性能を有しています。
POINT3
入念な地盤調査と最適な改良工事工法のご提案、20年の長期地盤保証で安心安全なマイホームを。
GROUND GUARANTEE
建物を建てる前に、その地盤がどの程度の建物荷重に耐え、沈下に抵抗する力(地耐力)をもっているか調べます。例えばその土地が軟弱な地盤で、建物の荷重に耐えられないと建物は沈下します。地盤調査では、建物が沈下するかしないか判断でき、沈下の恐れがあれば適切な対策(地盤改良)を行います。
砕石を使った地盤改良方法です。砕石を柱状に敷き込み、転圧をかけ杭(パイル)として地中に何本も埋め込み地盤の強度を上げます。
軟弱地盤層が厚く、砕石杭での改良が不可の場合に、鋼管杭を用い支持地盤まで貫入し建物の荷重を支える方法です。
高額な地盤改良工事、少しでも安く抑えるために。
地盤調査の結果、「改良工事不要」となった場合はもちろん地盤改良工事費用は必要ありませんが、悲しい話ですが、工事費を上乗せするため必要のない改良工事を行う業者がいるのもまた事実。アトリエクオーレではセカンドオピニオンを取り、本当に必要な工事しか行いません。
改良必要の場合でも何社も見積もりを取り、無駄を排除し、施主様の一番メリットがある選択肢をご提案します。
スウェーデンサラディング方式試験:スウェーデンで開発された方法で、日本では小規模建物の地盤調査に広く普及し、独自に進化している試験方法です。
POINT4
縁の下の力持ちである基礎、頑丈な造りで大切な家を支えます。
BASE OF THE BUILDINGS
ベタ基礎は布基礎とは異なり面で支える基礎構造なので、荷重を分散させ耐震性を高めています。また床下の地面を厚いコンクリートで覆うので湿度が建物に伝わりにくくなります。そのため、木材の大敵の湿気を防ぎ木材を腐食から守ります。
POINT5
屋根・壁・基礎、家全体をすっぽり包み込む、モコモコ現場発泡の硬質ウレタン吹付断熱で高気密高断熱な空間。
THERMAL INSULATION SYSTEM
そもそもどうして断熱が必要なの?
雨や風は家の中にいればしのげますが、季節による暑さ寒さが家の中に影響を及ぼす事は避けられません。そこで、断熱材を屋根や天井、壁や床などに施工する事で、外の暑さ・寒さを室内に伝わりにくくし、快適な室内空間を保もちます。断熱性能が良いと室内温度が一定となり、温度変化が小さいため冷暖房効率が向上して電気代の節約にもつながります。
いいこと尽くめの硬質ウレタン吹付断熱
アトリエクオーレの採用している吹付断熱。吹付断熱とは、断熱素材を屋根や壁床へ吹き付けることで、住宅の断熱性能を確保・向上させる断熱材の施工法です。こうの施工方法で用いる断熱材は発泡性ウレタンと呼ばれ、液状の基材を霧状に吹き付けることで発泡・硬化させ、スポンジ状に変化する素材を使用します。硬化した発泡性ウレタンには無数の細かい気泡が形成されるので、その気泡に空気をとどめておくことで断熱性能を高める構造です。
断熱窓、吹付断熱、遮熱シートで魔法瓶クラスの保温
高気密高断熱の家はイメージで言うと魔法瓶の構造と同じです。魔法瓶に暖かいお茶や冷たいジュースと氷を入れておくと、ある程度時間を置いても瓶の周りに取り付けられた断熱材のおかげで瓶内の水温が保たれます。また、ペットボトルやグラスみたいに結露することもありません。この仕組みと同じことを家一棟の規模で施工します。そのため、温度変化が起こりにくく、エアコンの負担も軽減されるのです。
POINT6
デザイン性と断熱性を兼ね備えた窓、アルミ樹脂複合サッシで快適な室内環境を。
WINDOW & ENTRANCE DOOR
家の断熱性に不可欠な窓。どれだけ高断熱な壁にしても窓が高断熱じゃなければ意味がありません。アトリエクオーレでは標準仕様で高性能なアルミ樹脂複合サッシを採用しています。
断熱性・防露性に優れた「樹脂」のメリットをプラス。
アルミ窓サッシから大きく進化した、新しいアルミ樹脂複合窓サッシ。高い断熱性能と毎日の使いやすさで、家族みんなに心地よい空間をつくります。窓の室内側に、断熱性・防露性に優れた「樹脂」のメリットをプラスしたことにより、高い断熱性能を実現。窓周辺を外気温の影響から守り、健やかな室内環境を保ちます。
アルミ窓サッシに比べ結露がしにくい
結露を抑えて汚れを防ぎ、お部屋を清潔に保ちます。結露はカーテンや窓額縁、床の汚れの原因となるだけでなく住まいの耐久性にも影響を与えます。
紫外線をカットを大幅カットするLow-E。
複層ガラスの内側に熱の伝わりを抑えるLow-E膜をコーティングして性能を向上。高い断熱性能と日射遮蔽性能を両立し、夏は涼しく、冬は暖房熱を外へ逃がしません。西日対策や紫外線による色あせ防止にも効果的です。
窓だけじゃなく、玄関も高断熱!そしてスマート仕様!
アトリエクオーレの玄関ドアはスマートキー対応の高断熱ドアです。デザインバリエーションも豊富なヴェナートを採用しています。ポケットに鍵を入れたままボタン一つで解錠できるポケットキーは、買い物などで荷物をたくさん抱えた状態でも鍵の開け閉めが可能です。また車のキーのように、離れた場所からでも施錠できるため、鍵の閉め忘れの防止にもなります。
POINT7
人も家も呼吸する、新しい「空気の流れ」。熱交換型24時間全館換気システム「澄家-sumika-」
24時間換気システムの導入と経緯
24時間換気システムの導入と経緯
もともと気密性の低かった日本の住宅では、時代を経て科学物質を含むものを使うようになるなど変化が起こり、また、暑さや寒さ対策のため高気密化していきました。その中で、換気性能が十分でないことが問題化。化学物質とダニやホコリの影響から、めまいやのどの痛み、湿疹などのシックハウス症候群が懸念されるようになり、24時間の新鮮な空気を取り入れることに。仕組みとしては、取り付けた給気口から外の新鮮な空気を取り込み、排出口から排出するといったもの。居住空間の空気を1時間に半分以上入れ替えることが基準とされています。
よく聞く第一種換気って何?
第一種換気方式とは、入り口である給気口、出口である排気口の双方にファンなどの機械換気装置を取り付ける方式です。機械により空気を入れて、機械により空気を排出することで、効率よく計画的に換気ができます。室内の気圧は外気とほぼ同じになるので問題を発生する危険性は少なく、狙いの場所から空気が入り狙いの場所から空気が出ていくので思い通りの換気が可能になります。sumikaでは床下に熱交換装置を設置し、外部一か所で給気と排気を行います。
常にキレイな空気の流れる家
sumikaは第一種熱交換型セントラル換気システムです。第一種とは、給気と排気を機械で制御し、計画的な換気を可能とします。熱交換とは、冷暖房で快適な温度に保たれた室温を回収しながら空気も入れ替えます。近年では住宅の高気密高断熱化が進んでおり、そのような高性能の住宅にふさわしい換気はやはり第一種熱交換型といえます。
A..ダクトレスで給気された新鮮な空気が床下に充満。
B..床下に設置された給気口から室内に給気。
C..床面の排気口から排気し、床下を通り外部に排気。
エアコンの負担を軽減する熱交換システム
澄家-sumika-は「熱交換素子」を使用し、換気の際に捨てられる室内の暖かさや涼しさを再利用(熱回収)夏の冷房、冬の暖房時の換気も熱交換する事で省エネ効果があります。冬には室内の排気から水蒸気を回収して室内に戻すため、室内の乾燥防止にもなります。エアコンの負担を軽減することで省エネ効果も期待できます。