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EYOHAKU  ヨハク

建築場所 倉敷市羽島
建築年 2019年
用途 結婚式場
種別 店舗改装

誓いの場に、クラシカルな光が降り注ぐ。アトリエクオーレが手がけた結婚式場「EYOHAKU」

既存の結婚式場を、アトリエクオーレが全面改装。
クラシカルな意匠と、光と陰が生み出す神秘的な空間が融合した「EYOHAKU(ヨハク)」は、倉敷市羽島に佇む一棟貸切の結婚式場です。
「日本の美しいチャペル100」にも選出されたその空間は、ふたりの新しい人生が始まる場所としてふさわしい格と温もりを持っています。


洞窟を思わせる、神秘的なチャペル

挙式会場として設計された独立型チャペルは、連続するアーチが折り重なるドーム状の空間で、訪れた人が「洞窟のよう」と表現するほどの独自の世界観を持っています。
天井の隙間からこぼれ落ちる光が陰影をつくり出し、厳かさの中に包まれるような温かさが同居しています。
誓いの言葉が壁に反響し、参列者の拍手がドーム内に柔らかく満ちるこの空間は、ふたりにとって生涯忘れられない記憶の器となります。


クラシカルな意匠が纏う、建物の佇まい

外観から内装まで一貫して流れるクラシカルな雰囲気は、改装設計における最も重要なテーマです。
落ち着いたトーンの壁面と、装飾のラインが積み重なることで、一軒家でありながら格式ある式場としての風格が生まれています。
敷地に足を踏み入れた瞬間から、日常とは異なる特別な時間が始まることを、建物の佇まいが静かに告げています。


自然光が注ぐバンケットと、緑のガーデン

披露宴会場となるバンケットは、大きな開口部からガーデンの緑が視界に飛び込む設計です。
白を基調とした室内と、瑞々しい緑の庭が対比することで、空間に季節の移ろいが自然に持ち込まれます。
ガーデンは挙式後のアフターセレモニーや、デザートビュッフェの舞台としても機能し、ゲストが自由に動きながら祝宴を楽しめる場として設計されています。


言葉が散りばめられた空間 ― 意味を持つインテリア

EYOHAKUの空間には、エモーショナルな言葉やメッセージが会場の随所に刻まれています。
聖書の一節が刻まれた回廊では、時間と光の角度によって文字が浮かび上がる演出が施され、訪れるたびに新しい発見がある空間となっています。
インテリアが単なる装飾を超えて「意味を持つ存在」として機能するこの設計は、アトリエクオーレの空間設計への深い眼差しを示しています。


住宅設計で磨いてきた素材への誠実さと、空間に宿る空気のデザイン。
アトリエクオーレは、人生の大切な節目を迎える場所にも、その姿勢を変えることなく注ぎ込みました。
EYOHAKUは、ふたりの「余白」が新しい物語で満たされていく、そんな場所です。

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