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  • マンションリノベーション。アイランドキッチン施工写真
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野田のマンションリノベーション

建築場所 岡山市北区野田
建築年 2024年
用途 住居
構造 8階建RC造マンション(7階)
種別 リノベーション
マンションリノベーション。アイランドキッチン施工写真

マンションをスケルトンから再構築。ブラック天井とタイル通路が纏う、都市型リノベーションの到達点

壁も床も天井も、すべてを一度取り払うことから、この家は始まりました。
スケルトンにした躯体の上に、新しい間取りと素材と光を設計し直すことで、「マンションらしくない」という感覚が空間のすみずみに宿っています。
ブラックに塗られた天井、タイルが続く幅広の通路、アイランドキッチン ―― 一室一室が、住む人の意志を形にした空間です。


スケルトンから再構築した、自由な間取り

リノベーションの出発点は、既存の内装をすべて撤去するスケルトン解体です。
マンション特有の固定された間取りの制約を取り払い、白紙の状態から暮らしに合わせた空間を設計し直すことで、新築では実現できない自由度と個性が生まれます。
アイランドキッチンを中心に据えたLDKの構成も、スケルトンから始めるリノベーションだからこそ実現できた選択です。


タイル張りの幅広通路 ― 玄関からLDKへの、高級感ある動線

玄関からLDKへとつながる通路は、タイル仕上げで仕上げ、さらに通常より幅を広くとることで、マンションの暗い廊下というイメージを完全に払拭しています。
足元に広がるタイルの目地が奥へと続き、視線を自然にLDKへと誘いながら、通過するだけの廊下を「歩きたくなる空間」へと昇華させています。
素材と寸法の選択が、玄関を入った瞬間から「この家は違う」という印象を確実に届けます。


ブラックに塗られた天井 ― 躯体をさらしたインダストリアルの潔さ

天井を仕上げずに躯体をあらわしにし、全面をブラックに塗装したこの選択は、このリノベーションの最も大胆な決断です。
ダクトや配管が黒一色に統一されることで、雑然とした印象が消え、インダストリアルな力強さと意図的な格好よさが生まれています。
白い壁・タイル・フローリングとの対比が鮮明で、ブラックの天井が空間全体をシャープに引き締めています。


ガラスパーテーションの洋室と窓際ワークスペース

洋室への間仕切りにはガラスパーテーションを採用し、室内でありながら視線が抜け、LDKとの一体感を保ちながら空間を緩やかに分けています。
窓際にはワークスペースを設け、自然光の中で集中できる場所を日常の中に確保しています。
開放感と独立性を同時に成立させるこの設計が、在宅時間の長い現代の暮らしに的確に応えています。


スケルトンから始めるということは、可能性をゼロから問い直すということです。
アトリエクオーレのマンションリノベーションは、既存の制約を設計の出発点にせず、住む人の暮らしを空間の起点として考え続けます。

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