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楢津の住宅

建築場所 岡山市北区楢津
建築年 2024年
面積 122.14㎡(36.95坪)
構造 木造2階建住宅
種別 新築

薪ストーブの炎が灯す、吹き抜けの住まい。アイアンと木が交差するナチュラルモダン

炎が揺れる音、吹き抜けを伝う温かな空気、天井まで伸びる開放的な高さ。
この家には、日常の中に「焚き火の夜」を持ち込んだような、静かで豊かな時間が流れています。
素材の手触りと、空間の抜けが織りなす心地よさは、旅先の山荘を思わせる落ち着きを持っています。


吹き抜けが生む、縦への広がり

1階から2階まで連続する吹き抜けが、空間に垂直方向の抜けをもたらしています。
天井高が視覚的な圧迫感を排除し、光が上から下へと柔らかく落ちてくることで、昼間の室内は自然光だけで十分な明るさを保ちます。
階をまたいで空気と光が循環するこの構造が、家全体をひとつの大きな「場」として成立させています。


薪ストーブが空間の中心に座る

リビングに据えられた薪ストーブは、単なる暖房器具を超えた、空間の核として機能しています。
炎の揺らぎが壁や床に映り込み、時間帯によって室内の表情を変えていきます。
吹き抜けと組み合わさることで、熱と光が家全体に行き渡り、冬の夜でも芯から温まる住まいが実現しています。


アイアン階段が刻む、線の美しさ

吹き抜けに沿って立ち上がるアイアン製の階段は、細い線材が空間を分断せず、視線をすっと2階へ導きます。
黒いアイアンの存在感が、木の温かみと対比することで、空間に引き締まった骨格を与えています。
階段そのものが、吹き抜け空間における造形的なアクセントとして機能しています。


Panasonicキッチンが担う、日常の使いやすさ

Panasonicのシステムキッチンは、機能性と清潔感を兼ね備えた選択です。
ナチュラルな素材感が主役のこの空間において、キッチンはあくまで生活の背景として馴染むよう、すっきりとした面構成でまとめられています。
毎日使う場所だからこそ、使いやすさと空間との調和を両立させた設備選びが光ります。


炎のある暮らし、素材の手触り、縦に抜ける空気 ―― この家に流れる時間は、どこか旅先の山荘に似ています。
アトリエクオーレは、「旅先のような日常」を、一軒一軒の設計の中に丁寧に織り込んでいます。

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